メンズカウンセリング協会とは

「メンズカウンセリング」は、男性論にもとづくことから名付けられました。

男性限定ということではなく、援助者・当事者ともに、性別を問いません。

  

「メンズカウンセリング」は、虐待やDVの被害者・加害者など、これまでの援助理論や技法では解決困難な問題を抱えた当事者も、援助することが可能です。

 

一人でも多くの方が、この「メンズカウンセリング」の援助論のノウハウを学び、 この援助に携わってくださること、それにより困難を克服する人が少しでも増えることを願い、この協会を設立しました。

 

メンズカウンセリング協会は、メンズカウンセリングの普及・啓発・ネットワーク構築のため、様々な講座やイベントを開催しています。

また、メンズカウンセリングの知識やスキル、価値観により援助実践を行う援助者の養成・スーパーバイズを行っています。

 

◆主な事業

 メンズカウンセリング講座 男性相談実務講座 ビジテーションサポーター養成講座 他

  詳しくは、下記からメンズカウンセリング関連講座をご覧ください。

メンズカウンセリング理論とは

 DV・虐待等の家族間暴力の背景にある、ジェンダーのとらわれや社会的な抑圧構造を理解し、当事者の脱暴力を具体的に実践する援助論です。

これまでの援助理論や技法では解決な困難な問題を抱えた当事者に対しても、加害・被害、性別にとらわれない先駆的な援助を可能とします。

 

由来
フェミニズムを学んだ男性たちによる学習・自助の実践が男性学へと発展しました。

そこで重ねられた援助 の実践は加害者・被害者、年齢・性別を問わず、困難を抱えた人々にとって有効であることが検証されてきました。

 

男性学によるジェンダー理解
現代社会はマクロでは男性が女性を支配する構造となっています。

けれども、個々の関係性においては、 男性も女性も抑圧者であり被抑圧者でもある両義的な存在といえます。

男性・女性の解放のためには、両者の両義的な面を踏まえたジェンダー理解が必要です。

 

階層秩序(ヒエラルキー)からの脱暴力と当事者性
メンズカウンセリングの援助者は、被援助者を力によって支配することはありません。

両者はヒエラルキーから離れて、自由で対等な関係とし て関わり合います。
そのためには援助者自身も、同じ抑圧的社会をともに生きる当事者として援助に関わります。

 

複合的な援助(ワンストップ・サポート)
困難を抱える当事者の問題は様々な体験に由来し、それは他者や社会と繋がっており、専門分野別の対応や縦割組織による援助では対応できません。
メンズカウンセリングでは1つの窓口から複合的な援助につなげます。